いよいよ本格的な臨地実習が始まった２年生。


老年看護学実習では、介護老人保健施設と特別養護老人ホーム、高齢者と障害者のための総合施設に実習に行かせて頂いています。
　実習では、実際に施設で暮らしている高齢者の方とお話をさせて頂いたり、日常生活の援助をさせて頂いたりすることで、病院ではないところで暮らしている高齢者の身体的、心理的、社会的な理解が深まりました。また、施設で働く看護師の多様な場面での活躍を知ることが出来ました。

　実習最終日には、学院にて実習の学びをポスターにまとめ、ポスターセッションを行いました。ポスターセッションにて他グループの発表を聞くことで様々な施設で暮らす高齢者の方の理解につながり、学びも深められていました。
　質疑応答も活発に行われていましたね(^^)

　施設で行われているレクリエーションの時間を学生に１日だけ担当させて頂きました。施設の職員さんのサポートもあり、施設の利用者さんが楽しく身体を動かし、充実したレクリエーションを運営することができたと思います。
　時には、施設のレクリエーションに参加し、うどんを粉から作り、一緒に食べさせて頂きたり、学生さんも利用者さんと一緒に楽しめたようです。
　
看護と言っても病院だけでなく、暮らす場所で支える看護や、通う場所で支える看護もあるということを実習の場をもって学びとれたと思います。看護師を目指す学生さんにとって、看護の視野を広げられる良い機会になったのではないのでしょうか。