2年生は座学での学習が終わり、成人看護学実習Ⅰと老年看護学実習Ⅰが開始となりました。本来なら病院や高齢者施設での臨地実習となりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で現地に実習に行くことはできませんでした。そのため、自宅でのリモート実習を１週間、その後、感染対策をしながら学内実習を２週間実施しました。

成人看護学実習では教員や学生が模擬患者になり、看護過程の展開を実施しました。３密を避け、フェイスシールドやマスクを着用し、３週目には全員が看護援助を実施することが出来ました。目の前の模擬患者さんから得られる情報を分析し、看護計画の立案、実施が出来るということが大切だということが学べたでしょうか。

 老年看護学実習では、グループごとにレクリエーション計画を立て、魚釣りやペッドボトルボーリングなど様々なレクリエーションを実施しました。高齢者役の学生は、手作りの高齢者疑似体験装具や、既製の高齢者体験スーツを着用して患者役になりきりました。「腰が痛いー」「もう無理～」などと高齢者の大変さも実感したようです。
　レクリエーション運営の難しさと高齢者の気持ちや身体的な苦痛を体験出来たレクリエーションでしたね。